群発頭痛の予防薬はワソランやデパケンが効果的です

質問:3年かかって群発頭痛だとわかりました。生活上気をつけることは?

10年ほど前から群発頭痛で苦しんでいます。

初めは頭だけでなく顔の半分が強烈に痛くなり、何をしてもおさまりません。

30分もすればおさまるのですが、一日に2回も3回もおこることがあり、とても不安でした。まったくおこらない日が続くこともあります。

内科や耳鼻咽喉科で受診してもどこも異常はないので、鎮痛薬をもらって飲んでいましたが効きません。

3年目になってわかったのですが、激しい頭痛が繰り返しおこるのは夏場だけです。

そのときだけ我慢すればいいとあきらめていましたが、頭痛外来を受診して群発頭痛ということが初めてわかり、治療薬を飲んでいます。

痛い時間が短くなったし、症状も軽くなったと思います。生活上で気をつけることはありますか?(32歳 男性)

群発期は睡眠不足に注意。お酒も控えましよう

群発頭痛がなぜおきるのかについて、詳細はまだよくわかっていません。

群発期になったら、生活のリズムをなるべく整えて、睡眠不足にならないようにしましょう。

お酒類は頭痛発作を誘発しますので控えてください。

大部分の患者さんはご自分ですぐに気づいてお酒はやめておられます。

ワソランやデパケン、副腎皮質ホルモンなどの予防薬で頭痛がおこる回数を減らし程度を軽くすることができます。

発作時にはイミグランの自己注射や点鼻液で対処します。

薬物乱用頭痛の救済薬

ただ、薬を使うにしても、使い過ぎると逆にそれが頭痛の引き金になってしまうことがあります。

これを薬物乱用頭痛といいます。

薬物乱用頭痛では、原因になっている乱用薬物の使用を中止するのが第一歩です。

自己流で飲んでいた市販の鎮痛薬を急にやめるのはつらい場合も多いので、専門医のもとで適切な治療薬を処方してもらいましょう。

乱用薬物を中止すると1~2週間はかなりつらい頭痛がおこることもあります(反跳性頭痛)。

救済薬として、これまで乱用したことがない鎮痛薬やトリプタンを使用します。

また、もともとの頭痛のタイプに応じた予防薬を使用します。

片頭痛がベースにある場合が多く、バルプロ酸(デパケン)やトピラマート(トピナ)、抗うつ薬を使用します。

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