頭痛発生のメカニズムは血管やストレスが原因だった!

頭痛が起こると、頭の内部に痛みを感じるかのように思われがちです。

しかし、実際、頭痛の多くは頭を包む筋肉の緊張や血管の拡張によって起こります。

たとえば、包丁で指を切ったとき、痛みの部位を明確に指摘することは可能ですが、胃潰瘍や胆石症など、内臓の病気からくる痛みは、漠然と「みぞおちのあたり」とか「背中のあたり」というふうにしか訴えることはできません。

このようなことは、内臓からの痛みの伝達経路が皮膚などからの痛みの場合と異なることによるのです。

したがって、頭痛でも同様に、痛みの局在がはっきりせず、頭全体が痛むように感じるのです。

このことは、頭痛が内臓痛の一つであることを示しています。

頭皮から脳に達するまでにはさまざまな構造物がありますが、このうち痛みを感じるのは、頭皮に分布する細い動脈、頭蓋骨を包んでいる筋肉(帽状腱膜・筋膜)、骨膜、頭蓋骨の内外に枝を出している末梢神経、脳の表面をおおっている硬膜、または脳底部の血管に限られ、脳そのものが痛むのではないのです。

すなわち、緊張型頭痛は頭を包んでいる筋肉の痛みに由来し、片頭痛や群発頭痛などは脳血管の拡張に由来しているのです。

これに対し、症候性頭痛、つまり、脳腫瘍やくも膜下出血、髄膜炎などのような病気が脳にあって引き起こされる危険な頭痛は、頭蓋内の痛みを感じる構造物が圧迫されることによって起こります。

また、目や鼻、耳、歯などに病気があり、それによって頭痛を引き起こすことかあります。

さらに、頭痛には心因性のものもあります。

頭痛はふつう、皮膚や血管から発生して脳に伝えられますが、心因性のものも確認されており、うつ病など精神的な問題から発生する病気の主症状が頭痛であることも非常にふえています。

このほか、三叉神経痛や後頭神経痛なども頭痛として扱われることがあります。

この場合、痛みの原因となる神経痛の治療を行うことが先決です。

ちなみに、皮膚や血管などから起こった頭痛は、C線組と呼ばれる神経線維によって脳に伝えられます。

次→ 90%以上の人に効く今すぐ頭痛を治す方法
サブコンテンツ

このページの先頭へ