デスクワークの肩こり頭痛をストレッチで解消!
デスクワークの合い間にできる簡単頭痛ストレッチをご紹介します。
長時間同じ姿勢をとることは肩こりや首のこりを招きます。
デスクワークのときも一時問に一回は簡単なストレッチを行い、血液の循環をよくして緊張型頭痛を予防しましょう。
次に紹介するのは、イスに座ったままでも手軽にできる緊張型頭痛予防に有効なマッサージです。
→「腕回しマッサージ」
首から肩にかけての血行をよくするストレッチです。
細かいデスクワークは、肩甲骨を固定して行いがちですが、このことが肩や首の筋肉にダメージを与え、猫背などを招きます。
これによって肩周辺の筋肉がかたくなり、緊張型頭痛を引き起こすのです。腕を回すことで首の筋肉犬肩甲骨周辺の筋肉をほぐすことができます。
→→首から肩のこわばりが消える「腕回しマッサージ」のやり方
①肩こりのある側の首のつけ根の中央と肩甲骨の問で、痛むポイントを探す
②①で探したポイントに中指の腹を押し当てる
③①を押しながら、ゆっくり肩を前回し、後ろ回しする。交互に2~3回くり返す
④①を押しながら、ゆっくり腕を前後に振る。2~3回<り返す
→首振りストレッチ
頭を前に倒したときに頭を支えるのが胸鎖乳突筋という筋肉です。
うつむきの姿勢などを長時間続けているとこの筋肉が血管を圧迫し、頭痛を引き起こします。
首のつけ根から耳の後ろにかけて走る筋肉をほぐすことで胸鎖乳突筋のこわばりを解消し、頭痛を予防します。
→→首振りストレッチで血流促進
①あごを引き、左右の耳たぶの真下から2Cmほど後ろのポイントを探す
②①のポイントに中指の腹を押し当てる
③中指に力を入れて押し当てたまま、頭をゆっくり前後に倒す。これを3分間行う
→肩こりストレッチ
肩周辺の筋肉をほぐすストレッチで、肩にたまった疲労物質が排出されます。
こわばった首すじや背筋を伸ばすことで血液循環が高まります。
このような頭痛体操を行うことに先立って、正しい姿勢を保つことも緊張型頭痛を予防します。
うつむき姿勢や不自然な姿勢を長時間とることも緊張型頭痛の大きな原因とされています。
また不自然な姿勢は内臓も圧迫します。
頭をまっすぐにし、首に負担をかけないような姿勢をとり、背すじを伸ばします。
同じ姿勢を長時間とることのないよう、ときどき姿勢を変えることも大切です。
デスクワークの三〇~四〇分に一度はイスから立ち上かって背伸びをしたり、両手を伸ばしたり、首の後ろ側をマッサージしたりしましょう。
→→肩こりを解消するストレッチのやり方
背すじを伸ばして立ち、左耳のやや上に右手をそえ、首を右方向へゆっくり倒す。
15秒間静止するのを5回くり返す。
次に、首の方向を変え、同様に15秒を5回くり返す