【視界】光がチカチカした後に頭痛が来る…
下のの1~4が典型的な片頭痛の前兆の流れです。
1 → 目の前に急に小さな光がチラチラを現れては消えて、それが次第に視界全体に広がっていく。
2 → 最後には視界が完全に真っ白になって見えなくなってしまう。
3 → 5~10分くらいすると、視界の片側が晴れてきて視力が戻る。
4 → その後、強烈な痛みが襲ってくる
色いろある”視界の異常”
大体の片頭痛持ちの人は、なんらかの前触れを感じるのですが中でも
・視界に光が飛ぶ、
・視界全体がフラッシュのように眩しくなって見えにくくなる
・目の前に帯状の光が広がる
のような視覚に関する前兆が起こる場合があります。
原因は大脳の血管の収縮
視覚は大脳の後頭葉という器官で処理されています。
前兆は動脈の収縮によって起こりますから、大脳後頭葉へいく血管が収縮してしまうと、視覚機能に異常が出てくるわけです。
この光がチカチカしたりする症状を閃輝暗点といいます。
有名な前兆ですが、この前触れが起こるのは片頭痛持ちの人の大体2割くらいと意外と少なかったりします。
視界が奪われるとかなり怖い思いをしますし、「私一生このままなのかな…」と不安に思うことでしょうが安心して下さい。
この前兆は一生続くわけではありません。
視覚症状は10~20代と若い人に多くて、中年になるとこの症状が無くなってしまうケースが多いです。