イミグランが片頭痛に効果がある根拠とは?

片頭痛はまずイミグランを使うには数々の根拠があるからである。

結論は無敵すぎるから。

昨年出版された日本神経学会の慢性頭痛治療ガイドラインにおいても、この両者の急性期治療において、トリプタンが第一選択薬として位置付けられている

片頭痛に対する無敵過ぎるイミグランの効果

イミグランの皮下注射はこれまでに20件のプラセボを対照とした試験が行われ、すべての試験においてプラセボより有意に片頭痛に対して効果を認めた。

すなわち、イミグラン6mgの皮下注射による頭痛寛解率は65~80%、3mgの皮下注射による頭痛寛解率は57~75%であり、各々プラセボに比して有意に効果が認められた。

一方、イミグランの経口投与についても、プラセボを対照とした二重盲検試験が20件行われ、すべての試験でイミグラン投与群がプラセボ群に比して有意に効果があった。

わが国でもイミグランは2000年4月より注射剤(3mg)が使用可能になり、2001年8月より経口剤(イミグラン50mg錠)が使用可能となった。

また最近、点鼻剤も認可された。世界的には、6mgの注射剤と25、50、100mgの錠剤、点鼻剤、坐剤などが使用されている。

注射剤ではbioavailabilityは96%であり、10分で治療域に達するのに対して、錠剤ではbioavailabilityは14%のみであり、治療域に達するのは30~90分後である。

血中の半減期は約2時間である。

100mgの錠剤服用2時間後には、58%で頭痛が改善し、35%で頭痛が消失した。

また、注射1時間後では71%で頭痛改善、43%で頭痛消失がみられ、注射2時間後では79%で頭痛が改善し、60%で頭痛が消失した。

一方、イミグランの点鼻剤nasal spray としての製剤は投与15分後には有効血中濃度に達し、注射より手軽に行える点が優れている。

イミグラン20mgを0.1m1の液として噴霧する方法がとられており、頭痛に対する有効率は投与2時間後で約60%である。

副作用はなくなはい

唯一の問題点は苦味が強いことである。

また、イミグランは片頭痛発作に伴う悪心・嘔吐、光過敏・音過敏などの随伴症状に対しても有効であることが示されている。

前兆期に投与してもあまり効果が認められず、頭痛期になってから投与する方が有効であることもわかってきた。

しかし、イミグランの有効例の約3分の1の症例で24~48時間後に頭痛の再発がみられた点が問題であった。

また、以前からエルゴタミン
製剤や鎮痛薬を乱用していた患者では、頻回にイミグランを使用してしまい、副作用を起こすことが知られている。

これらの患者ではイミグランの使用回数を1~2日/週以下に抑えるべきである。

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