片頭痛を予防する食べ物はコレ!和らげる効果が抜群!
片頭痛は痛み止めや予防薬ができて、以前よりは対処しやすい病気になりましたが、それでも片頭痛の痛みはわずらわしいものです。
毎日の暮らしのなかで片頭痛が起こるようなきっかけをできるだけ避けるようにすることが大切でしょう。
このほかにも最近注目されているいくつかの方法を紹介しておきましょう。
片頭痛を和らげてくれる食べ物
これらの食材が含まれる料理を食べると鎮痛効果が期待できます。
レバー
海藻サラダ
牛乳
納豆
これらの食材には、ある成分が多く含まれています。
その成分とは、ビタミンB2です。
ビタミンB2を多く含む食べ物が効く
細胞の中にはミトコンドリアといって、細胞のエネルギーを産生する「発電所」があります。
このミトコンドリアの働きが生まれつき悪い病気をミトコンドリア病といいますが、この病気では必ずといっていいほど片頭痛が起こります。
その患者さんにミトコンドリアの機能をよくするビタミンB2を大量に投与したところ、片頭痛がよくなったのです。
このことをヒントに片頭痛の患者さんにビタミンB2を大量に服用させたところ、七割近い有効率が出てきました。
さらに偽薬と比べることで効果を調べる二重盲検法によっても、ビタミンB2が片頭痛に有効であることがわかりました。
ビタミンBの服用量は一日に四〇〇ミリグラムで、ふだん摂取している量の100倍にあたりますが、服用して一か月で片頭痛の頻度が半減したそうです。
日数や持続時間、吐きけやおう吐を減り、三か月目にはさらに効果が増しました。
効率は六割で副作用もありません。ビタミンB2は栄養素として大量にとっても使われない分は排出されるので心配はないわけです。
実際、一日の服用量を二〇〇ミリグラムにして患者さんに試してみましたが、六割程度の有効率が認められました。
ビタミンB2はレバーや海藻、乳製品、豆などに多く含まれます。
マグネシウム療法で片頭痛発作を抑える方法も
マグネシウムは生命体の活動になくてはならない成分です。
血管の學縮や血小板の凝集を防ぎ、とくに心臓病の予防には欠かせません。
脳血管の緊張を改善し、炎症物質の合成や放出、作動を防ぐ働きもあります。
マグネシウムが不足すると、血管のけいれんを誘発し、痛みに敏感になり筋肉も硬くなることが知られています。
つまりマグネシウムは片頭痛が起こりにくい状態を保っのに有効と推測されます。実際、片頭痛の患者さんの三~五割はマグネシウムが不足しているといわれます。
マグネシウムを毎日四〇〇ミリグラム補充すふと、三~四週間で片頭痛の頻度が減っています。
二重盲検法でも明らかに片頭痛が軽くなっています。
マグネシウムは自然の食品に多く含まれていますが、精製することによって失われやすく、白砂糖や精製塩、インスタント食品などの利用が増えるにつれて不足ぎみになります。
また浄水器でもマグネシウムは取り除かれています。
豆や海藻、野菜、とくに黒豆やひじきなどに多く含まれています。
これらの食品は、ほかにカルシウムや食物繊維など不足しがちな成分が多いことからも日常的にとり入れたい食品です。
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