薬が効かない?ストレス性頭痛で息苦しい時には!
薬が全然効かない頭痛の患者さんには共通点があるように思われます。
仕事や家事などの手を抜かない完全主義者が多く、潔癖で几帳面です。知能も高く能力的にもすぐれている人が多いようです。
責任感が強く向上心があり、自尊心が強く、野心家も少なくありません。
どちらかというと、がんこで短気な而もある人が多いようです。もちろん例外もありますが、こうした性格の場合は、自分で意識しなくても、ストレスにさらされる例が多いものです。
また、このタイプは仕事をするときは目一杯がんばり、休むとなったら徹底的に休むとう激しいギアチェンジをする人も少なくありません。
片頭痛はストレスで緊張し、血管が収縮している間は起こりにくいのですが、いったん休息をとると強いストレスの反動で急激に血管が拡張して強い痛みを起こすことが多いのです。
いったん、頭痛が起こると、激しい息苦しさを感じることもあります。
ストレスの強い人ほどギアチェンジをゆっくり行つことが大切です。
また急激な反動がこないように、ふだんからストレスをため込まないよう意識して適度な休息をとり、こまめに気分転換をすることもだいじです。
仕事や家事以外に打ち込める趣味を持つことも勧められます。
極度な緊張感を避けることも大切
ゆうつつな気分が続くと、頭痛の痛みが増幅されます。
精神心理的な治療によって、ゆううつな気分が改善されると頭痛もやわらぎます。
気分が落ち込むときには心療内科あるいは精神科の受診を考えてみましょう。
さまざまなリラックス法は、おもに緊張型頭痛の場合に行われますが、片頭痛で気分的に落ち込んでいる場合にも有効です。
なかには肩こりなどが続くと、きまって片頭痛が起こるという人もいます。
ふだんから極度な緊張感を避ける工夫も大切です。
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