即効性のあるマクサルトの基本的な使い方

マクサルトの基本的な使い方を要約すると、片頭痛の患者に片頭痛発作が起こった時に、痛みが始まってからなるべく早く、マクサルトを十分量投与することです。

マクサルト

片頭痛の正確な診断はこう受ける

まず第一に、片頭痛の診断がきちんとなされている必要があります。

随伴症状として悪心または羞明(光過敏)があり、日常生活に支障のある頭痛発作は片頭痛の可能性が高いからです。

 

いくつかのスクリーニング用問診票などが開発されており有用であるが、片頭痛の正確な診断には国際頭痛学会の診断基準(IHS)を用います。

IHSの診断基準に従えば、前兆を伴う片頭痛の診断には少なくとも2回、前兆を伴わない片頭痛の診断には5回以上の発作を観察する必要があります。

 

また、片頭痛患者が、緊張型頭痛を併発していたり、くも膜下出血など器質疾患による頭痛を起こしたりすることもありうるが、マクサルトは片頭痛の発作の際に使用すべきです。

マクサルトを使う時にできる工夫

マクサルトの適応は、ガイドラインなどでは中等度以上の片頭痛または軽症でも他の薬剤が無効の場合とされています。

 

経験的に片頭痛発作が進展して中等度以上になることがわかっている患者では、軽度のうちに使用した方が患者のメリットになる。軽症でも鎮痛薬などが全く効かない場合は、マクサルトの適応を考慮します。

 

さらに鎮痛薬などがある程度有効でも、効果が不十分であればマクサルトが片頭痛発作によるQOL阻害を軽減する可能性があり、試みて比較してみてもよいと思われます。

頭痛治療の目標は、患者の頭痛によるQOL阻害を最小限にすることにあり、各々の片頭痛患者において、このゴールを目指してマクサルトの使用法を工夫していくことが重要です。

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