混合型頭痛に効く薬とは? 対処法が違う2つのタイプ!

使う薬は

偏頭痛の時 → トリブタノール、ミグシス・テラナス

緊張型頭痛の時 → トリブタノール、テルネリン

です。

 

混合型頭痛は、現在の国際頭痛学会の分類にはありません。

 

すなわち、片頭痛と緊張型頭痛双方の発作を有する患者のことです。

非常に数が多いので、このような患者の治療は誰しもが経験するところです。

とりあえず、今の状態を整理する

次のように方針を立てる、病歴を詳細に聴取し、頭痛のうちどれが片頭痛で、どれが緊張型頭痛かを明らかにする多数の患者がおり、それぞれ訴えは多様であるので、まず病歴を詳細に調査します。

頭痛の性状・持続時間、随伴症状の有無などに特に注意します。

 

患者自身が、頭痛発作により片頭痛か緊張型頭痛かを区別できれば、その後の治療方針が明確になります。

片頭痛、緊張型頭痛それぞれの発作時に使用する薬剤を選択する

一般に片頭痛発作の程度が軽い場合には、頭痛時にNSAIDsを使用します。

また、重症度が中等度以上(日常動作に影響する場合)の時には、片頭痛発作時にはトリプタンを中心としてドパミン措抗薬との併用など、通常の片頭痛発作時の治療を行います。

 

緊張型頭痛に対してはNSAIDsの頓服を行うが、悪心を伴う場合にはドパミン措抗薬を併用します。

また、どちらのタイプの頭痛かわからない場合には、まずNSAIDsの服用を試みて、さらに頭痛の程度が増悪したらトリプタンを使用するとよいでしょう。

慢性的に頭痛が存在する場合には予防療法を行う

慢性的に頭痛あるいは頭重感を持つ患者が多いので、多くは予防的に薬物を使用することが多いです。

片頭痛および緊張型頭痛いずれに対しても効果を有するのは、アミトリプチリン(トリブタノール)です。

 

副作用に注意しながら、10~20mg/日より開始します。

程度に応じて30~60mg/日間で増量します。

 

また、筋弛緩薬として塩酸チザニジン(テルネリン;3~6mg/日)やジアゼパム(セルシン;2~6mg/日)を使用することもあります。

緊張型頭痛の程度を軽快させることが目標であるが、片頭痛発作の頻度もこれに伴って減少します。

 

また、これらと片頭痛予防のために塩酸ロメリジン(ミグシス・テラナス)10~20mg/日を併用することもあります。

 

いずれにせよ、併用薬は最小限に、かつ頓服薬の使用頻度を最小にすることを目標とするが、1~3ヵ月単位で経過を見ながらゆっくりとコントロールを図っていきます。

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