緊張型頭痛が治らない時の対処方法とは?ストレスコントロールが鍵!

緊張型頭痛では、筋肉の過剰な緊張が原因になっているものがほとんどなので、その背景にある原因を明らかにし、可能な限り取り除いていくことが優先されます。

緊張型頭痛の患者さんの場合、自分のストレスに気づいていないことが多いため、まずストレスの存在を自覚し、ストレスーコントロールの方法を身につけることが大切です。

ストレスのコントロール = 緊張のコントロール

具体的には、過労を避け、適度な休息をとるとともに、姿勢をよくし、パソコン作業などを行う際には、同じ姿勢を長時間続けないようにしましよう。

緊張型頭痛の患者さんの場合、頭の周りの筋肉だけでなく、首や肩の筋肉もこっていたり、眼精疲労を伴っていることが多いので、肩や腕を回すなど、適度に体を動かすことを心がけることが大切です。

体のストレスは意外なところに隠れていることもあります。

たとえば、枕の高さが合わないために、首の筋肉が緊張して、頭痛をまねいていることもありますし、眼鏡の度があっていないために目の周囲の筋肉が緊張して、頭痛をまねいていることもあります。

そのような場合には、枕の高さや眼鏡の度を調節します。

緊張型頭痛で受診する患者さんのおよそ三分の一は生活習慣についての指導をするだけで、頭痛が軽減します。

筋肉をほぐしたり不安を緩和する薬を使うことも

しかし、重症の場合にはストレスーコントロールや生活習慣を変えるだけでは軽減しません。

そのような場合には、症状に応じて薬を使います。

こりの強いタイプの頭痛には筋肉のこりをほぐし、血液循環を改善する筋弛緩薬(塩酸エペリゾン製剤など)を、痛みのために不安が強くなっている場合には抗不安薬(ジアゼパム製剤など)を、またうつ状態が強い場合には三環系抗うつ薬(塩酸アミトリプチリン製剤など)を用います。

これらの薬には筋肉をほぐしたり、痛みを緩和させる作用もあるため、その意味からも緊張型頭痛には有効です。

しかし、緊張型頭痛のなかには筋肉の緊張を伴わない、心因性の頭痛もあり、こうした頭痛では精神科と連携した治療が必要なこともあります。

頭痛でも、緊張型には、精神的なストレスを緩和させる治療も必要な場合があることを知っておきましょう。

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