頭痛を軽減させる鎮痛薬

片頭痛を根本的になくしてしまうような治療法は、残念ながら現在のところはまだ確立されていません。
そのため、治療は基本的に、対症療法(その時々の症状に応じた療法)としての薬物療法が中心となっています。

片頭痛の治療として一般的に用いられる薬剤には、鎮痛薬や血管拡張予防薬などがあります。

鎮痛薬は、いわゆる痛み止めで、三叉神経が脳へ痛みを伝えるのをブロックします。
片頭痛の応急対策として、発作が軽い内に服用すると痛みを軽くする事ができますが、頭痛が酷くなってしまってからでは鎮痛効果は期待できません。

また、頭の血管の拡張によっておこる炎症を抑えます。
血管拡張予防薬は血管が拡張するのを抑え、鎮痛効果をもたらします。

片頭痛に伴って吐き気がある場合には、薬を飲めなくなってしまいますが、このような時には座薬を用います。
片頭痛の薬物療法は、大きく2つに分けられます。
一つはさっき話した、薬剤を用いて頭痛の発作時の痛みを和らげることを目的とた頓挫薬で、もう一つは頭痛発作の回数を減らすことを目的とした予防薬です。

これらは、現在考えられている片頭痛のメカニズムの分析から期待される効果ですが、適切な薬剤を使用することが重要です。
なお、片頭痛の特効薬として、セロトニンの受容体に働きかける注射器も販売されており、片頭痛患者の八割に即効性があることが報告されています。

ちなみに、片頭痛の薬物療法は群発性頭痛にもほぼ応用できます。

前兆と予兆で発作を予測

片頭痛の発作が起こる前に、何らかの前触れが起こることがあります。
これらの前触れを把握しておくと、対策が立てやすくなりますが、片頭痛の全ての人にこれらの前触れがあるわけではなく、だいたい二割程度だといわれています。

片頭痛の起こる数時間前から1~2日前に現れる体調の変化が予兆です。
情緒不安定、うつ状態、生あくび、食欲不振、体のむくみ、めまいなどがみられます。

また、言葉が出にくくなったり、手足の動きが悪くなったり、つまずきやすくなるといった症状などを自家することもあります。

前兆は片頭痛発作の直前にみられます。
前兆としてもっとも多いのが、視覚障害の閃輝暗点です。
例えば、本を読んでいる時に視界にチカチカとした光(閃輝)が現れ、眩しいギザギザの線となって拡大し、元の所が見えなくなる(暗転)というものです。

このような前兆が起こっている時には頭痛はありませんが、前兆が終わると激しい頭痛に襲われます。

予兆があっても、前兆なしに頭痛が始まる場合もあれば、予兆は無くて前兆から頭痛が始まる場合など、様々なパターンが報告されています。

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