頭痛薬が効かなくなった!

頭痛と診断され、名前は分かりませんが痛む時に飲む薬をお医者さんからもらっています。
この頃、頭痛の回数が増え、薬が効かなくなってしまいました。
1日に2~3回飲んでしまうこともあります。
そんなに飲んで大丈夫でしょうか?

頭痛薬が効かなくなった時には

頭痛の頭痛発作に対し、現在日本で発売されている範囲では、酒石酸エルゴタミン薬があります。これはとんぷく薬で、血管を収縮させて頭痛を抑える作用があります。

この薬の長期連用は望ましくありません。
あとに述べる薬物乱用性頭痛の原因になるからです。

また年齢の高い人は、今までに症状がなかったとしても、狭心症や心筋梗塞の可能性が高まりますから、血管収縮薬は出来れば控えたほうがいいです。そもそも、とんぷくの薬が連用薬のような服用法になるのは問題です。

ご質問のように、頭痛の回数が多くなっている患者さんに対しては、もう一つの治療法があります。そては頭痛を出にくくする薬です。
海外ではこの治療のことを予防的治療といいます。

予防的効果を示す薬剤は、もともとは高血圧、不整脈、脳梗塞、てんかん、うつ病などの治療に用いられてきた薬で、それらを片頭痛の患者さんが服用すると頭痛の回数が減ったり、頭痛の程度が軽快したり、持続時間が短縮する作用もあることがわかってきたのです。

これらは全て連用薬で、毎日服用することが必要です。
それらの薬を飲んだからといって、高血圧やてんかんなどになるわけではありません。

どの薬もそもそも、慢性病の薬ですので、連用することによって問題を起こすことは少ないのですが、これらの薬の問題点としては、有効率が必ずしも高くないことと、効果が現れるのに一ヶ月くらい時間がかかるといった点です。

最初に服用した薬が効かなければ、変更しまた最低一ヶ月は服用してみる、といったように、有効薬を見つけるのにけっこう時間がかかってしまいます。
ですから患者さんも一定の忍耐力が必要です。

また、いったん有効な薬が見つかっても、だらだらと長い期間使っていると効かなくなってしまうことがあり、適切な時期に減量することも必要です。

しかし、完璧に頭痛発作をでなくしてしまうような薬はまだありません。
ある程度よくなったら、それで一応の納得が必要です。

中には色々な薬を変えてみたにもかかわらず、どの薬も効かなかったという気の毒な患者さんも時々いますが、頭痛発作の回数が多い人、とんぷくが効かない人にはおすすめの治療法です。

この予防的治療は海外ではとんぷくよりもむしろ主流になりつつあります。

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