理由がわからない頭痛は危険なの?

ある医学書に、片頭痛は体質的なものだが、いろいろなことが引き金になると書いてありました。
どんなことに気をつけたらよいでしょう。
引き金になるような事柄について教えてください。

引き金は色んな所に潜んでいます

すでにいろいろ述べましたが、要するに血管の拡張をおこすことが片頭痛の引き金になります。
いろいろな状況がありますので、順番に説明します。

人混みで片頭痛をおこすことがあります。空気の悪いところでは酸素が少なくなっています。
そういうところにいると、脳にたくさんの酸素を取り込むためにからだが反応して脳の血管が拡がり、頭痛をおこしやすくなるのです。

カゼをひいて熱がでたとき、炎天下にいたとき、運動をしたあと、熱いストーブの横に長くいた、などといった場合にも、血管が拡がりますから頭痛をおこしやすくなります。

緊張から解放されたときも頭痛がでやすいのです。一心不乱に仕事をしていてある程度区切りがついてほっとしたときなども、緊張によって収縮していた血管が拡張しますから、頭痛をおこしやすくなります。

同様に、いつもより朝寝をして寝過ぎのときや貝寝のあとなども、緊張が緩むために頭痛がおこりやすくなるのです。
ストレスも一つの誘因になりますが、ストレスの真っ最中には意外に頭痛をおこさないはずです。

このようなことは、片頭痛のある人ならきっと経験があるのではないでしょうか。
ちょっと一息ついたとき、あるいはストレスが去ったときなどの方が頭痛をおこしやすいのです。

それは血管の緊張と関係しているからです。
それ以外の誘因としては、寝不足、アルコールなどがあります。

女性では月経時に頭痛がおこりやすくなる人がしばしばいます。
その理由として、月経自体が一つの肉体的ストレスであるからだ、という説もありますが、有力な理由はホルモンによる影響であるとされています。
ホルモンの変化によって水分貯留(体内に水分が多くなる。結果として体重が増える)がおこり、血管が拡張気味になるからだと考えられています。

いままでに診た患者さんのなかで、野球、とくに巨人のファンで、巨人が負けると、必ず片頭痛がおこるという人がいました。
冷静な患者さんで、けっして関西の某球団ファンのような熱狂的な人には見受けられなかったのですが、内に秘めたストレスのせいだったのでしょうか。

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