危険なサイン?頭痛で死に至る事はあるの?

片頭痛は、血管が拡がったときにおこる頭痛だと聞いたことがあります。
それならば、血管が拡がりすぎて破れて、脳出血をおこす可能性があるのではないかと思います。
どうしたらそういった危険から回避することができますか?

片頭痛で死亡する事はありません

片頭痛について知識がある人からは、このようなご質問をよく受けます。
脳出血、正式には高血圧性脳内出血といいますが、これは脳内の血管が破れて血腫ができ、その部分の脳が破壊される病気のことです。
高血圧性といっても必ずしも高血圧でなくてもおこりますが、血圧が高ければ、血管内の圧が上がるわけですから、いっそうおこしやすくなるのです。

片頭痛の血管拡張は、血管内部の血圧が上昇してその結果で拡がるわけではありません。
血管そのもののせいなのか、血管の収縮・拡張をつかさどる血管運動神経(自律神経)のせいなのかは、まだ医学的によくわかっていませんが、
血圧によって拡がるのではないことはたしかです。

頭痛がひどいとそのまま血管が破れる、といったように発展するものではありません。
片頭痛の患者さんは、おおむね血圧が低い傾向があります。
頭痛の真っ最中に血圧を測ると少し上がっていることもありますが、これは痛みのために精神的肉体的緊張が加わった結果というより、よく血圧が上がったために頭痛がでているなどと指摘する医師もいますが、単純に血圧だけで血管性の頭痛が誘発されるのは、
最高血圧が二〇〇mmHg以上になったときである、という研究結果があります。

年齢が高い人の場合は、いくらか血圧が上がったときにはそうでないときに比べて脳出血をおこしやすいということは、一応理論上は考えられます。
しかし、実際にそのようなことは聞いたことかありませんので、心配する必要はないと思います。

最近コレステロールが高いと心配する人が多いのですが、脳出血についてはコレステロールが二〇〇以下の低い人に多いのです。
コレステロールは低すぎてもよくないことを覚えておいてください。

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