糖尿病と片頭痛の合併症は危険かも

私は糖尿病と片頭痛に悩まされています。
糖尿病があると脳卒中をおこしやすいと聞いていますが、片頭痛がでるたびに、いよいよプッツンするのではないかと思い、心配でたまりません。
なんとか避ける方法はないものでしょうか?

片頭痛の治療は別に考えたほうがいいです

糖尿病は、動脈硬化を進めることがよく知られています。

ですから狭心症、心筋こうそく、脳こうそく、脳出血といった血管に関係する成人病が、糖尿病のない人に比べて高頻度で、またやや若くしておこしやすいのは事実です。

ですからあなたは、今後糖尿病についてはきっちりとした治療、食事指導などを受けることによって、それらの危険性をいくらかなりとも回避することが必要です。

ところで、片頭痛がでるたびに脳卒中のことを心配されているようですが、片頭痛の延長線上で脳卒中をおこすわけではありませんから、これは無用な心配といえます。

脳出血の場合には、血管が破れてからでないと、頭痛をおこすわけではありませんし(それも麻ひのひどい大出血)、脳こうそくでは発症したとき頭痛はおこりません。

脳卒中は、糖尿病と関係することはあっても片頭痛とは関連しないのです。
片頭痛は高齢になっていくにしたがって消えていきます。
その理由としては、動脈がだんだん硬くなることによって、血管が拡がりにくくなり、痛みがでにくくなるからであるという説があります。

これ裏打ちする事実として、筆者も糖尿病と片頭痛をあわせもつ患者さんを何人も診察したことがあるのですが、たしかに通常の片頭痛に比較して、頭痛が消えていく年齢が早い印象を受けます。

これはけっしてよいことではなく、動脈硬化が進んで血管が硬くなっていることをあらわしている可能性があるのです。
あなたは糖尿病の治療を続ける一方で、片頭痛については別個に適切な薬の処方を受けるべきでしょう。

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