毎日同じ時間に頭が痛くなるんだけどこれ一生治らないの?

若いころときどきあった頭痛が、だんだん多くなり、五〇歳を過ぎたらほぼ毎日頭痛がでこるようになってしまいました。
いつも薬を飲んでいるのですが、以前より効きめが弱く、また効いている時間も短くなっています。
このまま一生頭痛が続くかと思うと気が重い毎日です。
なにかよい方法はないものでしょうか?

完全に消し去る治療方法はありません

片頭痛は、一般に若いときには回数が少ないのですが、年齢とともに増えてくる傾向があります。
五〇代になると、ほぼ毎目頭痛が続くようになってしまう場合があり、これを慢性連目性頭痛と呼ぶ説もあるのです。

すべての片頭痛の患者さんがそうなるわけではないのですが、こうなってしまうとたしかに治療のうえでもやっかいなことは事実です。
 頭痛抑制薬(とんぶく)を連用すると胃や肝臓によくないので、頭痛予防薬を服用することが必要になってくるのですが、はっきりいって頭痛予防薬の効果がでにくい患者さんが多いのが実情です。

その上うな場合、予防薬をしばしば変更しながら、いくらかでも効果があるものをみつけ、またそれらのいくつかを併用しながら治療にあたるのですが、なんとか頭痛は軽くなったとしても、毎日頭痛がでるのを改善することはできない場合が多いのです。

実際のところ薬の量や種類も多くなりますので、こうなってしまったときには心得として、頭痛の強さ、薬の効果、予測される薬の副作用の三者の関係を絶えず考えながら、その三者のあいだで一定の妥協を図るしかないのです。

けっして10の痛みを0にしようと考えないでください。七ぐらいでがまんするしかない場合もあるのです。

薬が多くなりすぎないように、また減らしすぎてもやっかいです。ときどき肝機能検査などの血液検査を受けることも必要です。
アメリカでは、アルコール中毒の治療と同様に隔離病棟へ入院させ、一定期間、いっさい薬を与えないという治療法がおこなわれます。

劇的によくなる患者さんもいるようですが、その効果は長続きしないことが多いようです。
とはいってもご質問にあるように、一生そのまま頭痛が続くわけではありません。
このような慢性連目性頭痛は、年代とともに変化していく一過程ですから、もう少し年代を経ると、たいていの患者さんは軽くなって消えていきます。

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