頭痛薬の飲み合わせには注意が必要なの?

以前より糖尿病があり、薬を服用しています。
片頭痛もあるのでその薬も飲んでいますが、糖尿病の薬はいつも飲むようにいわれています。
薬が重なることがあってもよいのでしょうか? 
先日はカゼをひき、どれを飲んでどれをやめるべきか困りました。

飲み合わせを考える必要はあります

片頭痛以外の病気が重なったとき、複数の病気に対する薬剤が必要な場合があります。
病気にもいろいろなものがあり、すべてを論じるわけにはいかないのですが、少なくとも糖尿病の薬を飲み続けることについては、まず問題がないと思います。

ただ糖尿病があると年齢より早く動脈が硬くなるので、前項の酒石酸エルゴタミンは年齢が高くなってきたら避けるべきでしょう。
カゼの薬はたいていは鎮痛消炎解熱薬でしょうから、頭痛に対しても鎮痛消炎薬を用いている場合には、
相乗効果で眠気が強まる可能性があることを知っておくことです。

ご質問以外の組み合わせについてはさまざまですので、医師から処方されるときに、ほかの薬(とくに別の医療機関から処方されている場合)と併用してよいかどうか、必ず聞くようにしてください。

なお、ほかの医療機関から薬がでているとイヤな顔をしたり、自分の施設以外の薬は全て禁じる医師には受診しないでください。
さて併用の問題点とは逆に、併用が望ましい場合があります。

高血圧、不整脈、てんかん、うつ病などに用いる薬で、片頭痛の予防薬として作用をあらわす薬があることはすでに述べました。
それらの病気があり、かつ片頭痛もある場合には、ときとして一つの薬で一挙両得の効果をあらわすことがあります。

β遮断薬、カルシウム措抗薬といった薬は、高血圧によく用いられている薬です。
これらのうちの何種類かは片頭痛にも効きますから、高血圧のある人にはおすすめです。

ただ、一般に片頭痛は血圧が低い人に多いこと、また、高血圧だと思っていても、頭痛の真っ最中に測定したために、実際より血圧が上がっているだけという人もいますから、ほんとうに効果のある患者さんは少数です。

抗うつ薬が片頭痛に効果をあらわす用量は、うつ病に対する用量の約三分の一ですから、うつ病気味の場合には、少し多めの薬を服用すると、両方に効果があります。

鎮痛消炎薬、抗うつ薬、抗てんかん薬などを服用する際に、カフェインを併用すると、薬による眠気やだるさをカフェインの覚醒作用で相殺することができ、どちらも片頭痛には効果がありますから有意義です。

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