氷枕が頭痛に効果的ってホントなの!?

Q、よく頭が痛くなります。友人でいつも頭痛に悩まされている人は、寝るときに氷枕を使うようになってから、いくぶん頭痛が軽くなったといいます。
その話を聞いて私もそうしてみたのですが、肩こりが強くなり、かえって頭痛も強くなってしまいました。
ほんとうに効くのならもう少し続けてみるしかないのかと思いますが、いかがなものでしょうか?

冷やすと悪化する場合もあります

A、こんにちは、鈴木です。

ご質問の内容から先に説明をしますと、あなたの頭痛と友だちの頭痛とは別物です。
あなたの頭痛は冷やすとかえってよくない種類の頭痛であり、お友だちの頭痛は冷やした方がよい種類の頭痛なのです。

片頭痛と思われるのはお友だちの方です。
片頭痛は前の梅干しの項で述べたように、おもに頭皮の動脈が拡がるためにおこる頭痛です。
したがってその拡張を妨げることによって頭痛が軽くなるのです。
直接血管を圧迫するのも一つの方法ですが、頭皮を冷やすことによっても血管が収縮します。

片頭痛の患者さんの過半数は、頭痛のあらわれる前に、なんらかの前ぶれを感じます。
前ぶれの状態では、たいてい血管の拡張はまだおこっていません。

血管収縮薬はこの前ぶれのうちに服用しておくとよく効きます。
ところが、頭痛が夜間にあらわれる場合にはどうでしょうか? 

なかにはいつもと違った夢をみるとか、寝苦しさを感じるなどといった前ぶれがでたため、頭痛発作の前に気づく患者さんもいますが、就寝中はふつう前ぶれに気づくことはできません。
頭が痛くなっているため目を覚ますことが多いのです。

血管収縮薬はすでに痛みがでてからでは効果が乏しいのが実情です。
そんな場合には、あらかじめ氷枕をして寝ると効果を発揮することがあります。

頭痛があらわれたときに頭皮が冷やされていると、動脈の拡張がある程度抑えられます。
頭痛を完全になくすわけにはいかないのですが、ある程度軽くします。

ただし、この方法は後頭部の動脈(後頭動脈)で頭痛があらわれる患者さんには有効ですが、側頭部であったり、また、頭蓋骨のなかの動脈の拡張をおこす患者さんには、効果が乏しいことはいうまでもありません。

ちなみにあなたの頭痛は、おそらく緊張型頭痛です。
これは筋肉のこりからくる頭痛ですから、筋肉を暖めなければいけません。
冷やすと血管が収縮して筋肉内の血流加減少しかえって逆効果です。

対処方法には注意が必要

あなたが緊張型頭痛か片頭痛かで、対処方法はずいぶん違ってきます。

対処方法を間違えると逆効果になってしまうこともあります。

ですので、次回は緊張型頭痛・片頭痛どちらにも効果的な治療方法をご紹介します。

次→ 90%以上の人に効く今すぐ頭痛を治す方法
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