頭痛で物が二重に見えるのは何故?

先日急に右目の奥にはげしい痛みを感じ、同時に物をみると二つにみえました。
頭痛薬を飲んで寝ていたら、翌日はだいぶ頭痛はよくなったのですが、物が二つにみえる症状は続いていました。
一週間くらいで元にもどりましたが、いったいなにがおこったのでしょうか?

重視と呼ばれる症状です

一回だけの症状ですから、ご質問内容からすべてを判断することはできませんが、可能性として、眼筋麻ひ型片頭痛が考えられます。
これは、内頚動脈の一部が拡張して片頭痛をおこすとき、その拡張した血管が眼球の周囲の筋肉へいたる末梢神経を圧迫して、その神経の麻ひがおこり、結果として片目の眼球運動に異常をおこすというタイプの片頭痛です。

片目だけ動きが悪くなりますので、両目でみると物が二つにみえるのです。
片頭痛といっても、痛みはおもに眼痛として感じることが多いようです。

眼球運動の異常は二~四週間で治りますが、永久に麻ひが残ってしまうこともあるようです。
この型の偏頭痛も極めて稀です。

ふだんは一般的々片頭痛の症状を繰り返す患者さんもいますが、眼球運動と頭痛(眼痛)とが、必ずいっしょにでることが多いとされています。
海外の医学統計では、この型の片頭痛は小児や若年者に多いことが知られています。

また受診するまでの発作回数はせいぜい二〇回であると述べられています。
眼筋麻ひ型片頭痛と間違えやすい病気として、動脈瘤があげられます。眼筋へいたる末梢神経付近に動脈瘤があると、眼痛と眼筋麻ひを同時におこすこともあります。

動脈瘤とは動脈の一部がこぶのように膨れたもので、くも膜下出血の最大の原因です。
くも膜下出血は、非常に死亡率の高い病気で、手術を受けても助からない場合が少なくありません。
眼痛と眼筋麻ひを同時におこす場合には、きちんとした検査を受けておくことが必要でしょう。

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