後頭部が痛くて寝れない!

50代の女性です。右の後頭部に、夜ピリツとする痛みが走ります。
先日は一日に何回も痛みをおこしたので近くの医院へ行ったところ、片頭痛といわれました。
薬をもらいましたが、効いたり効かなかったりです。
いつまで薬を飲んでいたらよいのでしょうか?

電気のような痛みが走ります

まずあなたの片頭痛の診断ですが、間違いであると思います。
その理由としては、片頭痛はもっと若いときからではじめること、ピリツとでる痛みで脈と一致していない様子であることの二点からです。

おそらくあなたの頭痛は、大後頭神経痛と呼ばれる痛みでしょう。
大後頭神経は左右に一対あり、後頭骨下縁から頭皮のなかをてっぺんに向かって走っている末梢神経です。

おもに後頭部や頭頂部の皮膚知覚をつかさどっています。
この神経が、頚椎や筋肉に圧迫されると神経痛をおこします。
おそらくあなたはこの症状をおこしているのでしょう。

神経が骨で圧迫されたか、筋肉で圧迫されたか、あるいはまったく原因が不明であるかは別にして、このような神経痛はたいていはそんなに長く続くことはありません。

数日から数週間続いて、いったん消えてしまう患者さんが多いのです。

あなたのもらった薬が、果たしてこの神経痛に効いているのか、効いていないのかはよくわかりませんが、ふつうこれらの神経痛に対して効果をあらわす薬は、ビタミン13 2と一部の抗てんかん薬です。

大後頭神経痛のほかに、後頭部では小後頭神経痛(側頭部での痛み)、大耳介神経痛(耳の後側の痛み)など、別の末梢神経によってもそれぞれの神経痛をおこすことかあります。

顔面には三叉神経という末梢神経がありますから、顔面で同じような痛みをおこした場合は三叉神経痛です。
どの神経痛でも神経が皮下へあらわれる場所を指で押さえると圧痛があります。

両側の神経痛をおこす場合もありますが、それはまれで、ふつうは片側の痛みをおこします。
そのために片頭痛と間違えられがちですが、片頭痛は血管由来の痛みですから、ズキンズキンとした脈に合致した拍動感を感じます。

それに対し神経痛では、いねば人間のからだのなかの電線である末梢神経のなかでおこる「漏電現象」ですから、ピリッとする電撃的ないっしゅんの痛みを発するのです。

もし片頭痛と区別したければ、片手で、反対の手の脈に触れながら不一致を確認してみてください。

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