ただの甘え?頭痛を出すと怠け者だと勘違いされる…
僕は、高校生のころから片頭痛があります。
病院で薬をもらい、だいたいうまくコントロールしているのですが、調子が悪いときに頭痛を繰り返すことがあります。
先日会社を休んでしまい、診断書を提出しだのに上司が「怠け病」だとうわさしています。
ストレスが頭痛の原因になることも
こういう悩みを訴える人はたくさんいます。
あなたはふだんはきちんと診察を受け、投薬も受けていますので、とくに自己管理が悪い人であるとは思えません。
たしかに片頭痛は、気温、ストレスなど周囲の環境によってでやすくなることかあり、ふだんきちんと対応していたとしても、ときどきひどい頭痛発作に見舞われてしまうことかあります。
スマトリプタンが発売されれば痛くなってから服用してもよくなりますが、海外ではどこでも売ふれている薬とはいえ、日本ではいつになったら厚生省が認可するかわかりません。
実際に会社を休んだ場合には、事務上なんらかの書類が必要になりますから、そういった診断書を筆者も求められることが多いのですが、会社で片頭痛をなかなかわかってもらえないので、どんな病気なのかについても書いてほしいと希望される患者さんもときどきいます。
片頭痛は、CTなどの写真や血液検査なでの可視的データとして所見を記録することができない疾患です。
したがって目にみえるデータとしては保存できません。
世の中には目でみたものでないとどうしても理解できないというた手合いの人間がいます。
医師のなかでも目にみえるデータでないとどうしても理解できない人間がいます。
あなたの上司もきっとそんな人に違いありません。
戦後の高度成長によってたまたま上司になっているのに過ぎないのでしょう。
最近目本の将来も怪しくなってきました。
目にみえるものしか理解できないような人間では、今後日本の発展に寄与するようなことはありませんから、
まあなにか別のことで、溜飲を下げられるようなことも、将来きっとあるでしょうから、カリガリせず対処してください。