トリプタンの副作用と効かない時に飲むタイミングとは!?

トリプタンは、片頭痛の発症メカニズムをピンポイントで抑える片頭痛の特異的治療薬で、上手に使えば頭痛をかなり改善する事ができます。

例えば、鎮痛薬は炎症を抑える働きが主なので頭痛が酷くなってからでは効きませんが、トリプタンは炎症を抑えるだけでなく片頭痛の痛みの発生の原因そのものを取り除いてくれる所が鎮痛薬とは違います。

今現在では、日本で使えるトリプタンは

・スマトリプタン
・ゾルミトリプタン
・エレトリプタン
・リザトリプタン
・ナラトリプタン

の5種類です。

トリプタンの副作用

喉や首の締めつけ感、めまい、体の節々の痛み、悪心、吐き気、動悸、ダルさ、眠気を感じる人がいます。

トリプタンは血管収縮作用があるので、心筋梗塞や虚血性疾患、脳血管障害のある人、薬をきちんと飲んでいない高血圧の人は使ってはいけません。
このような持病を持っていない人であれば、トリプタンはとても安全な薬です。

効かない人もいるの?

片頭痛持ちの人の1~3割くらいの人はトリプタンが効かなと言われていましたが、薬を飲むタイミングや量を工夫すれば、ほとんどの人に効果がある事が分かっています。
これはでは、トリプタンは、痛みが酷くなってから使うのが普通でした。
でも、予め「あ、これは酷い痛みになりそう」って予想出来る人は痛みが酷くなる前に飲めばより効き目が増します。

使うタイミングが重要!

前兆や予兆を感じた時にトリプタンを飲んでも効果は薄くなってしまいます。
使うタイミングは痛み初め~痛みのピークの間が一番効果的です。
なるべくなら痛み始めたら早めに服用するのがベストです。

人によっては一回の服用量を増やせば、十分な効果が得られる可能性があります。
24時間以内に再発してしまった片頭痛にもトリプタンは有効です。
使い過ぎは良くありませんが、2時間以上あけて追加服用すれば痛みを抑える事が出来ます。

5種類のトリプタンの特徴

スマトリプタン(イミグラン)

イミグラン

すぐに効いて欲しい時に、皮下注射や点鼻液として使います。
皮下注射の場合は30分以内に効果が出ます。

違う種類のトリプタンは念の為に24時間以上あけて使うことになっていますが、同じ種類のトリプタンなら2時間間隔で使えます。
例えば、イミグランの錠剤を使った後、2時間経てばいつでもイミグランの点鼻液や皮下注射を使えるといった感じです。

リザトリプタン(マクサルト)

マクサルト

ストロング型と呼ばれています。
強力で即効性があります。

エレトリプタン(レルパックス)・ナラトリプタン(アマージ)

レルパックスアマージ

副作用が少なくて、穏やかに効くのでマイルド型と呼ばれています。
長時間効果が出てくれるのでロングアクティング型と呼ぶこともあります。

ゾルミトリプタン(ゾーミック)

ゾーミック

バランス型と呼ばれています。

それぞれのトリプタンの効果には個人差があります。
だから、少なくとも3回使ってみて効果や相性を判断します。
効かない場合には、他の種類を試してみてあなたに相性ピッタリのものを見つけていきます。

トリプタンが効かない人は多い

発売当初は「ついに出た!頭痛の特効薬!」みたいな感じでかなり話題になったトリプタン。

最近になって「ほとんど効果がなかった」という人がたくさん出てきています。

薬に耐性がついてきたというようなわけではなく、そもそもトリプタンが効かない体質の人が結構な割合でいたわけです。

効かないトリプタンは副作用しか出てこないので、使わないほうがいいです。

トリプタンってかなり高価です。

頭痛薬の中でも、トップクラスの価格帯です。

トリプタンは薬価が1000円くらいですので、自己負担で1粒300円なわけですから、4粒でバファリン1ケース買えてしまいます。

ですので、「使ったけど全然効果なかった…」という人や、「劇薬だから副作用が心配…っ」て人にはトリプタンはおすすめしません。

副作用もあるし、高いし、他にも治療する方法はあるからです。

次回はトリプタンが効かなかった人が頭痛を解消させる方法をご紹介します。

次→ トリプタンが効かなかった人が、頭痛を治すにはどうしたらいいの?

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